宿命に合った環境選び

今までノーマークだった銀色夏生さんの『つれづれノート』を最初から読んでいる。
メルカリで大人買いしてしまった。

たまたま本屋で最新刊の45巻を買ったので
最初から読もうと思い立ったのだ。
今、10巻まで読んだ。

年齢が近いせいで、テレビ番組や芸能人の話などは「あった、あった」と懐かしいし
読んでおられる本なども共通のものが多くて親近感がある。

先日は、動物占いの話題が出た。
銀色さんは、オオカミだという。実は私も。

銀色さんの感性と生き方が自分に似ているなぁと思っている。
そして、銀色さんは自分に合った生き方、環境を選択し自由に生きているのが羨ましい。

自分はどうか・・
占いなんていうことを仕事に選んで、一時はそれが本業だったので
自分らしく生きているのかもしれない。

でも今はそうでもないかも。
全くの自由な生き方から、所属して得られる安心感を古巣に戻ったように感じて
そこに留まろうとしている。
そして、その生き方は自分にあまり合っていないので、苦しい。

銀色さんの本を読み進めるに従い、それがはっきりしてきた。

人それぞれ、持って生まれた宿命がある。
宿命に合った環境の中で生きれば、それが一番その人らしい生き方だ。

社会の価値観、親の価値観などについ洗脳されて
自分の宿命と合わない生き方をすることは多い。
又、あまりに自分に合わない価値観に浸かり過ぎて
せっかく本来の道に進めたのに、不安な毎日を送っている人もいる。

自分にはこれしかない、これしかできない

という感覚は、最上級に素晴らしいものだと思う。
たとえそれが、他は何もできない、人間として社会人としてどうかと思う
というような場合であっても。

自分をよくわかっている人の考えだと思う。
こんな生き方をこれからでもしてみたいものだ。

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