私の使命は何ですか?

占いをしていると
「私の使命は何ですか?」
という質問に度々出くわします。

使命・・
何のために生まれてきたのか。
私のこの世での役割は・・
みたいなことでしょうか。

確かに気になりますね。

15年近く運命の勉強をしてきた私なりの考えを書きますね。

例えば、40歳くらいの人だったら
もう使命は始まりつつあるはずです。
40歳というのは、多くの人にとってのターニングポイントです。
使命とかけ離れた道を進んでいると
ここでぐいっと引き戻されるような出来事が起こります。

それは、リストラ、病気、離婚、事業の失敗、信じていた人の裏切り、挫折など
不幸の顔をしてやってくることがほとんどです。

そうなると、一旦ここでやり直しを強いられます。
仕事や生き方そのものをゼロから積み上げる必要が出てきたりもします。

数年間もがき、苦しみ、なんとかやっと形が見えてきた・・
という状態になった時、
「使命」というのは、その過程においてちらちらと見え隠れしていたはずのものです。

ここ大事なポイントなんです。

もがき、苦しんで「たどり着いた」のが使命、ではなく
もがき、苦しんだ過程でちらちらと見え隠れしたものが使命です。

正直、わかりにくいです。
でも、経験はしていることです。

結論としては、使命とは、未来に向かって見えるものではないということ。
過去の自分の生き方の中に、「これが使命だったのか」と気が付くものです。

なので、占いの中で「これが使命です」と箱から大事そうに取り出して見せることはできないのです。
ヒントはあります。
又、いろいろな話を聞くことで、かなり正解に近いお答えをすることもできます。

私の場合。
人生に謎が多かったです。
どうしてこんなことになってしまうのか・・
という、外から何かが起こってくることが多発。
又、自分で信じられないような選択をしてしまうこともありました。

人から見たら、「不幸な人」状態。
訳が分からず、人と会うのが嫌で引きこもってしまった時期もありました。
その間、どうしてこんなことに・・という謎を解くために、いろいろと勉強をしました。
どこかにヒントがあるんじゃないか、と必死でした。
もがき苦しんだわけです。

そして、その勉強のおかげで、少しずつ
こういうことだったのか・・と、気持ちが落ち着いたと同時に
自分と同じように悩める人に役に立つことをしようと、占いを仕事にしていきました。

でも、「占い師になることが使命だった」とは思っていなくて
占い以外にもしてきたことは

・企業で人事を担当し、社員の悩み相談を常に聞いていた
・家庭教師をして不登校の子供や親御さんの話を聞き支援した
・福祉施設で困窮者の相談援助をしてきた

などなど、振り返ると常に「困りごとを抱えた人の相談と支援」をしてきています。

自分の身に起きた困りごとは、こうした道へ誘うために起きたとも言えるし
相談支援において、
「他人ごとではない」意識を培うために起きたとも言えるし
そこは何ともわからないのですが
意味はあったのだろうと思います。


自分の使命は何なのか?
知りたい方は、自分の過去を振り返ってみてください。
「過程」に使命は見つかります。

もし、自分でうまく言語化できない時は、お手伝いしますね。
https://ws.formzu.net/fgen/S14698188/

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