フロー状態

人の悩みや苦しみの原因は、「ギャップ」です。
自分の思いや思い込みと、現実のギャップ。
これが全て、と言っていい。

だから、こうしたいとか、こうであらねば
という思考がない、又は強くない場合
悩みはないということになるわけですね。

自分を振り返ってもまさにそうで
子供のこと、家族のこと・・こうであってほしいのにそうでない状態に
悩んできました。

ところが、今は
子どものことは「もう大人なんだから」と割り切れるし
親とも離れて暮らして何も期待していないしで
すっかり悩みがないのです。

今ある悩みってなんだろう・・
と探してみたりするくらい(笑)

もっとこうであればいいのに・・ということはないわけではないのですが
これはまぁ生きていれば誰しもあるでしょうし
それでも今の状態でも不満はない・・となれば、それで満足できるわけですね。

こんな状態になったのは、去年あたりからで
つまり57歳になってようやくこの境地となったわけです。

娘が、「お母さん、もう完結してるね」と言ったのですが
まさにそんな感じで、
もうこのまま毎日を繰り返すだけで一生が終わっても悔いはない
というくらいに満ち足りている状態です。
欲がない、とも言えます。

言うなれば、フローの状態に入った・・という感じです。

フロー状態とは、心理学者ミハイ・チクセントミハイによって提唱された概念で、ある活動に没頭し、時間を忘れるほど集中した状態を指します。フロー状態に入ると、他のことが気にならなくなり、全身全霊でその活動に取り組むことができます。この状態では、作業のスピードや正確性が向上し、幸福感も増加するとされています。https://souken.shikigaku.jp/1109/よりお借りしました。

「日々、生きる」ということそのものに集中できているように感じます。
このような感覚は初めてなので、とても清々しいです。

今は、太陽プログレスが☽と60度。
大運で丁亥が回る人生のハイライト的な時代なので、この素晴らしき感覚を味わっておこうと思います。