あまり役に立たない、お金の話
何かを勉強したい、習得したい、目的を果たしたい
と言うような時に、
お金が必要になる、ということはよくある。
いや、常にそうかもしれない。
私は15年ほど占いを勉強してきているが
支払ってきた受講料は・・考えたくないくらい膨大だ。
又、その占いを仕事にすることができたので
仕事にするためのコンサルもたくさん受けてきた。
占いを勉強することと、ビジネスにしていくことは別物だ。
(占いを習いさえすればお客さんが来る、収入が立つと考える人は多いが
それは大きな間違いである)
あっちにもこっちもお金がかかり
始める前から恐れおののき、一歩も踏み出せない人もいるだろう。
人それぞれ事情は違うので、参考になるかどうかわからないが
私の話をしてみることにする。
私は、2009年、43歳の時に初めて西洋占星術を先生に習い始めた。
40歳で管理職をしていた会社を辞め、引っ越して、人生がゼロスタートになっていた。
「自分にはこれがある」と言える何かを探して彷徨っていた時期。
しかも、小学生と年長さんの娘がいた。
子どもを育てるために収入を得なければならないし
自分を何者かにするために自己投資も必要だった。
40歳までは、年齢としては稼いでいたのだが
稼ぐそばから使い果たす元夫がいたので、貯金らしきものはなかった。(少しはあったけど使えるほどはない)
41歳頃からは、溜めては自己投資、溜めては自己投資を繰り返していたのだが
ある時、不思議なことが起きた。
ネットサーフィンをしていた際、コーチングというものがあることを知る。
そして、新たに出会った人が、そのコーチングを習っていると聞く。
何だかわからないけど、自分に必要なもののような気がする、と直感が働き
早速調べてみて、その受講料に驚く。
その額は、瞬間的にパソコンを閉じてしまうくらいの威力があった。
無理だ・・
としか感じなかった。
ところが、日に日にやっぱりやってみたい・・という気持ちが膨れ上がっていく。
次第に、貯金通帳を広げるようになった。
そして・・、分割の支払いが可能であること等を確認し・・
遂に、申し込みをしてしまう。
ところが・・
申し込みをした後で気が付いたのだが、どういうわけか、私は
大きな計算ミスをしていた。
足りるはずがないのに、足りるように計算していたのだ。
後にも先にも、このような計算ミスをしたことはない。
私はお金勘定はドンブリではあるが、プラスマイナスは間違えたことがない。
なのに、この時ばかりは痛恨のミス。
信じられないミスを犯していた。
でも・・、結論から言うと、どうにかこうにかなったのだ。
計算ミスをしていなかったら、やっぱり無理だと申し込みはしていないはず。
大事なところでミスをしているが、これは神様のなせる業だったのではないかと考えている。
そうとしか考えられないのだ。
そして、神様に導かれた(笑)コーチングで何を得たかと言うと・・
「あなたはネイティブコーチ」だとプロのコーチから指摘される。
「聞く」ことができる人は少ない、あなたは根っからの聞ける人である。
珍しく、そして、貴重な強みをもっている。
ということだった。
正直、世界が一変。
このことについては、又の機会に^^
ここまで書いて、こんな例は、誰の役にも立たないことだったかもしれないと思う。
しっかりとお金を管理できる人にはあきれた話かもしれない。
でも、時には・・人生の転換期には、これくらいのことがあってもいいのではと思う。
お金は、出せば入ってくると言う。
情熱に従って使ったお金は、間違いなくどこからか帰ってくるような気がする。