水星と土星と

西洋占星術のホロスコープでは、
指導者に恵まれるかどうかの運をみることができます。

例えば、大谷翔平さんは
指導者運がとても良いので、
高校を卒業してから日本ハムで栗山監督に出会って
現在の活躍のベースを作っていますね。

反対から考えると
自分は良き生徒であるか、指導を上手に受けられるか
ということもみることができます。

指導者は土星
生徒は水星

となります。

私の場合は、水星が太陽と合で、他にはメジャーアスペクトを
作らないので
太陽の秘書のような水星となり、
太陽が目標や目的を設定するとそれに従順に従うようになります。

水星はファイナルディスポジターでもあります。

結果として、私は良い生徒になれる運を持つと思われます。
先生を従順に慕い、決して先生の上を行くような
尊大な態度をとらない生徒です。

実際にはその通りで、一度、師と仰いだら
いつまでもその人が師であると思い続けます。

ただ、生来あっちこっちへ寄り道する性質ですから
先生からしたら、ふらふらして落ち着かない生徒、
自分のところにしっかり付いてきている生徒とは
認識されていないかもしれません(^^;

西洋占星術も算命学も
10年以上お世話になっている先生がいます。
講座はとっくに終了していますが
未だにお付き合いはありますし
今でも私の中では先生です。

そう言いながら、自分もいつの間にか先生と呼ばれる立場にもなっています。
そうなると、水星の運は生徒運にもなりますね。

鑑定のお客様も同様ですが
私は本当に生徒さんに恵まれていて
(たまにびっくりするような人もいることはいますが)
大きなトラブルもなくここまで来れました。

長いお付き合いになってきた方も多く
用はなくても「先生とお話したい」とご連絡いただけることもあります。

始まりは、鑑定だったり講座だったりしますが
その内、人間と人間としてのお付き合いになっていくのは
このお仕事をしていてひとつの財産かなと感じています。

ただ、恐らく生徒さんの方からしたら
私が友達のように慣れあっていくことは本意ではないはずで
そのあたりは関係性の維持に努めなければいけない
とも感じています。

人との距離の取り方というのは、とても繊細なことです。
大事にしていきたいと思います。