人付き合いと敏感体質
人付き合いが苦手、という人は
距離の取り方がわからないから、ということもあるように思います。
近すぎる、遠すぎる
確かに、人とどんな距離で付き合うのかって、難しいなと感じます。
関係性がはっきりしている場合
例えば、先生と生徒、医者と患者などは、「互いの役割をそれらしくふるまう」ことで
距離感の正解のようなものが想像できるわけですが
同僚とか、友達というのはとても曖昧ですよね。
先日あった相談です。
虚言癖のある同僚との付き合い方に悩んでおられました。
2人ずつペアになって仕事をするので、同僚といっても割と密な時間を過ごすとのこと。
2人になって、嘘を聞かされ続けることに堪えられない・・という悩みでした。
その同僚さんは、他の人とは上手に付き合っているのか、その人の悪い話は聞かないそうで、
自分にだけ嘘をついているのか、それとも自分が考えすぎているのか・・
とクライアントさんもわからなくなってしまっているようでした。
この悩み・・実は、私も経験があります。
ある人に対しての自分の評価と、他の人の評価が大きくずれるということ。
大抵は、自分のしている評価が低いんですよね。
だから、他の人には見えていないの?と不信感が募ったり
はたまた、他の人の懐には上手に入って好かれていたりすると
ちょっと悔しくはがゆかったり・・
私の場合、こういう時は、時を待つのが一番だと思います。
人って、意外と他人を正しく見ていると思うんですよね。
ある一定の期間は繕うことがことができても、いつかはボロが出るものです。
付き合い方や、人それぞれの性格もあり、評価のスピードはずれますが
だいたい似たような捉え方をしていくのでは? と思います。
例えば、仕事上で「ずる」をしている人がいた場合
ずるをすることで得をしているようで、それがばれていくと
きちんとそのずるの代償を支払うことになる・・と思います。
結局は、時間の問題なんですよね。
又、自分が何とかみんなにこの人の悪いところを認めさせたい
と考えるのは止めた方がいいです。
仕返しをしたい、復讐したいも同様。
そういうことは、まぁなんというか・・神様に任せる的な発想がいいと思うんです。
先ほどのクライアントさんのように、嘘ばかりついている同僚さんは
やはり何かでその代償を支払うことになります。
既に、クライアントさんからの信用はないという代償は支払っています。
それが、徐々に他の人にも伝わっていきます。
伝わらなかったらどうするのか・・
もちろん、それもあり得ます。
その場合は、そこは自分の居場所ではない、ということかもしれないです。
自分にとって正しい場所は、居心地の良い場所です。
ここに居られて良かったと思える場所のはずです。
あとは、自分の捉え方も関係しているかなと思います。
虚言癖の人は、他の人にも同様な話をしている可能性もあります。
でも、他の人は聞き流している、ということもあります。
又変なこと言ってる、と気が付いてもふんふんと聞き流せる人もいます。
そして、その人の良いところ(必ず何かはあります)を見ている、という可能性も。
その場合は、やはり気にしすぎなんですよね。
気にしすぎるというのは、敏感ということで
算命学では、異常干支の強いものをもつ方は敏感体質です。
私も異常干支は2柱あるし、大運も強い異常干支が回っていますから
今はとても敏感です。
こういう時は、人のもつ「気」に強く反応するので
意識して鈍感になっておかないと振り回されてしまいます。
ご相談者さんも敏感な星をお持ちでしたので、その点はご納得されたようでした。
又、同僚が嫌すぎて、本来は好きなはずの仕事まで嫌になっていたようで
同僚への距離の取り方を気を付けるとおっしゃられていました。
もやもやするということは、その問題との距離が近づきすぎていることもあります。
もう少し距離をとれば、見えてくるものもあるはずです。
