いつも同じ話をする人

週に2回ペースで、とある機関で電話相談に従事しています。
様々な悩みが寄せられるのですが
こういう電話相談って、リピーターがおられます。

商売だったら、リピーターってホントありがたい存在ですが
相談の場合は、そうとも言えず・・

リピーターの相談は、共通点がありまして
これはほぼ100%一致してきます。

それは・・・
他人の話だということ。

あの人がどうしたこうした
あの人にこう言われた

という話です。

リピーターに対しては、傾聴が基本です。
この方たちは、アドバイスを求めていない。
ただ聞いてほしいのです。
愚痴のはけ口、アウトプット・・まぁ、こういう相談窓口は必要なのでしょうね。

相談員もいろいろですから
熱意を持ちすぎる人は、
「人は変えられません」「自分が考えを変えましょう」なんてアドバイスしたり・・

そう考えられないから、いつも同じ話をしてくるわけですから
何を言ってもどうなるわけでもありません。

だいたい、「話せばわかるはず」という前提でものを考えるのは間違いです。
どれだけ誠意をもって話したって、理解されないことはあるのです。

私も若いころ・・30代の頃は
「話せば理解してもらえるはず」と思っていました。
けれど、どう話しても、どうしてこんなに通じないんだという経験を積んで
ようやくそういうものなんだとわかってきました。

この過程で、心理学やコーチング、そして占星学を学んだのも大きかったです。
基本的に、人はそれぞれ違うということ。
立場が一緒でも、起きた出来事に対しての感じ方は違います。
そして、それを同じであるべきと考えること自体が間違いなのだということ。

みんな違ってみんないい

なんて、本当は残酷なことなのです。
誰からも理解されないという世界に私たちは生きている、
理解しあえない人たちを尊重していかなければならないのが、この世界です。

なーんてね。

でも、それが前提で生きていると
たまに遭遇する気の合う人達というのは、本当に宝物のようにありがたいのです。

意見一致が当たり前、
自分の気持ちを分からない人は分からず屋

と考えて生きるのか

人はそれぞれ違うのが当たり前
でも、同じ気持ちになれたら嬉しい

と生きるのか。
どう考えるのかは、自由です。